旗竿地に3階建てのお家を建ててみた⑥建築時の近隣トラブル例&防ぎ方

お家作り

お家を建てるときに可能な限り避けたいのが、建築時のご近所さんとのトラブルです。

折角良いお家ができても、ご近所さんとの折り合いが悪くなったら住み心地が良くないですよね。

そう言う私たちにもありました。建築中のご近所トラブル。

事前に、こうしておけば良かった( ; ; )と思うこともたくさんあります。

今では、ご近所トラブルを未然に防ぐサービスもとても充実しているんです。

そこで!私の失敗談を交えて、建築時のご近所トラブルの防ぎ方を詳しくご紹介します!

事前に挨拶をしていても…

建築の前には、お隣さんはもちろん、道路を挟んだお向かい、都合一区画のお家にご挨拶に行きました。

皆さん、その時は応対もとても和やか。少し安心して、建築中の対応は、一般的に行われているように専ら工務店の方々にお任せしました。

クレームの手紙が届く

建築も基礎が終わった辺りでした。現場の工務店の責任者が、隣のお宅からとお手紙を持ってきたんです。

お手紙の内容は、日当たりに関するもの。私の家が建つと、少し日当たりが悪くなると言うんです。

その前に立っていたのは二階建のお家だったそうです。わが家が3階建てと知って、将来の日当たりがとても気になるとのこと。

建築時のクレーム処理は、一般的に現場の工務店が行うのが常識です。

担当の建築士の方も交えて、対応を相談しましたが、法律上適法に建築しているので、現場監督が説明に行き、ご理解を得てもらおうと言うことになりました。

クレームがエスカレート

ところが、クレームはその手紙以降激しくなりました。

工事の音や粉塵に対してのクレームはもちろん

熱風で芝が枯れるからと、エアコンの室外機の設置場所や、換気扇の位置まで工務店の担当者に細かく聞いてきたんです。

恫喝が始まる

さらに、ご近所さん同士を集めて工事を中止させる会議を開いたとかで、私たちがこの土地に住めなくなるかのような、恫喝めいたクレームも工務店を通じて寄せてくるようになりました。

何の目的か不明ですが、現場監督によると建築中に住んでいたウチの住所を調べはじめたようです。

何かされるのかなぁと、怖い思いもしました。

相手の言い分を聞いて解決

お隣さんのクレームは法的にも、実際上にも全く根拠のないものでしたが(例えば、室外機と隣地の境界には50センチ以上の距離がある上に塀で遮断されているので、熱風が隣家に直接当たることはありません。逆にクレームを言ってきた方の室外機は、私の土地の境界スレスレに設置されていたりします)

このまま揉めていても良いことはありません。

工事がストップしてしまうと、費用も日増しに嵩みます。

そこで、ある程度相手の言い分を聞いて譲歩することにしました。

コストはかかりますが、エアコンの室外機をお隣さんから見えない場合に設置したり、換気扇にカバーをつけて匂いが直接向かないようにすることを提案したり、ご近所さんが集まる会合にでて、直接説明の場を設けるなどもしました。

こうした配慮をすることで、少しずつクレームは収まってきました。

室外機のクレーム対策

ちなみに、室外機のクレーム対策として、うちのように、隣家に面さない場所に設置するのも手ですが、費用が嵩むのが悩ましいところです。

その場合は、室外機にこのような風向調整用のカバーを付けて、排気を逃がす方法もあります。

こちらは、取り付けが簡単なので、自分でもできます。

こうしたものでも相手にとっては、配慮を感じるため、心象の壁を埋めるのに有効かも知れません。

とにかく、疲れます

でも、一つ一つ言い分を聞くのはすごーく疲れます。

クレームそのものへの対応もですけど、それ以上にこの先もずっとお隣さんとしてその方とお付き合いをしなくちゃならないという事が、ずしーんと辛いんです。

悩む人続出

Twitterにも、同様のお悩みがたくさんありますね。

危ない隣人か?土地を買う前に調べる

うちの場合は、幸いにもそれ以降クレームはなくなり、良好とまでは言えないものの、トラブルなく暮らすことができています。

ただ、あの建築中のときのような感じで、ずっとクレームを付けられたりしたら、家を建てたことを激しく後悔したことだと思います。

中には、引っ越してきた人を何度も追い出したモンスタークレーマーもいますし、出来たらその辺のリスクは減らしておきたいです。

そこで、おすすめなのが、お隣さんが危ない人ではないか調べる方法です。

こちらの「ウイングホームの家建てチャンネル」さんのアドバイスが参考になります。

YouTube 「ウイングホームの家建てチャンネル」よら

16万回も再生されているハウスメーカーの動画です。

大切なのは、土地を買う前に調べましょうってことですね。

でも、このようにご自分で見極めるのに気が引けたり、自信がない場合はどうしたらいいでしょうか?

プロに任せる!近隣住民の調査

そのために頼りになるのが、近隣の方々のリスクが炙り出せる「トナリスク」です。

トナリスクはこちら

聞き込みのプロが、近隣の方々への聞き込みを行い、お隣さんの評判やトラブルメーカーの存在、町内会のルール、夜間の騒音状況など、トラブルが発生しそうな情報を調べてくれます。

工事の際にクレームを入れやすい方がいるかどうかを知っておくだけでも、心構えや対策が施せると思います。

さらに探偵などに頼みむと50万もかかるケースがあるようですが、こちらは住宅専門で、しかも5万5千円からと格安

役所や警察を回ったりと中々自分では限界がある所まで調べてくれるので、お隣さんの情報以外にも発見があるかも知れません。

土地を買う前に一度無料相談だけでもしてみるといかがでしょうか?

ありがちなクレームは?

ところで、新築工事にはどんなクレームが寄せられることが多いのでしょうか?

うちの場合は、建築のルールに則っていてもクレームが寄せられましたが、建築している側に問題がある場合の正当なクレームもあります。

・作業時間が夜間に及ぶ

・道路でタバコを吸っている。

・タバコ、空き缶のポイ捨てを見かけた

・作業車の違法駐車

・工事に伴って相手のお宅を傷つけた など

もちろん、こうした点がもし発覚したら、相手方への真摯な謝罪が必要です。

相手の立場に配慮することも大切ですし、わずかなミスにつけ込まれることのないように最善の注意をしながら工事を進めてもらうように、工務店とも話をしておく事が大切ですね。

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