お家を建ててからというもの悩んでいるのが、猫のフン。
わが家は旗竿地というL字型の土地なんですが、奥まっていることもあって何せ野良猫がよく通るんです。
猫は嫌いじゃないんですけど、フンをされるのが悩みの種…。
そこで、猫が来なくなる方法を自治体の情報や口コミも参考にいろいろ試してみました。
うち的に一番効いた猫よけや、効果がなかったものもまとめてお伝えします!
猫がよく通る
わが家は旗竿地という特殊な形状なんですが、四方は隣家に囲まれて人目につかないため、その間の道に猫たちがよく通ります。
猫は嫌いじゃないんですけど、そのうちフンをするように💦
ご近所の迷惑にもなるのでいちいち回収するのですが、これ結構嫌な作業です。
それに加えて、夜にたむろしているのか?鳴き声で眠りも浅くなってしまいました。
これは困る‼︎
自治体がすすめる方法は?
そこで、調べてみたのが各自治体の猫よけ対策。
とても多くの自治体が、猫よけの方法をホームページで公開していました。
猫よけにあたり、まず大前提として多くの自治体のページにあるのが、次の注意点。
猫は愛護動物なので、虐待に当たることはNG
例えば久喜市のページには
注意事項
久喜市ホームページより
猫は愛護動物ですので、虐待にあたるようなことは絶対にしないでください。法律で罰せられます。
猫よけ対策は必ずご自身の敷地内で行い、近隣トラブルのないようにお願いします。
虐待に当たることは避けた上で、効果的な対策を検討したいものです。
自治体のページをいくつか調べてみましたが、対策の数が多いのがこちらの足立区のページ。
31個も対策法が列挙されているほか、猫のトイレの作り方!までバリエーション豊富に紹介されています。
31個の対策とは?
足立区が挙げている31個の猫よけ対策がこちらです。
- 食用酢
- 木酢液
- 漂白剤
- におい系のミックス液
- ハッカ油
- コーヒーかす
- どくだみ茶などの茶殻
- 生ニンニク
- トウガラシ
- お米のとぎ汁
- ミカン等柑橘類の皮
- カレー粉等香辛料
- 重曹
- トゲのある植物を植える
- 地面をおおう植物を植える
- 臭いの強いハーブ類を植える
- 市販の忌避剤
- パークチップ(園芸装飾用木片)
- 防犯砂利・尖った石
- 水を撒く
- 水鉄砲など
- 枯れ枝
- 松ぼっくり
- 割り箸
- 卵の殻
- とげ状のシート
- 園芸用の灰
- 網戸用の網 フェンス用の網
- センサー感知ブザー
- センサー感知超音波
- 猫のトイレを作る
各々の詳しい方法は足立区のページをご覧ください。
例えば、21の水鉄砲ってなに?って思ったら、「水鉄砲を人が打っていることを猫に悟られないように、ある場所にきたらいつも水をかける」のだそう。
思わず無理でしょ…と突っ込みたくなりますが、必ず水をかけることができたら、確かに猫は来なくなるなりそうです。
根気がいりそう…。
無理なく 景観を損ねない対策は?
水鉄砲は根気がいるし、トゲのある植物や卵の殻や枯れ枝をまくのは庭の景観が損なわれてしまいますよね。
とりあえず、この中で景観も損なわず、無理なく出来そうものを口コミも調べながらやってみる事にしました。
食用酢&木酢酢は?
食用酢や木酢液は、足立区に限らず、猫よけ対策を置いている自治体のページではかなりの割合で紹介されています。足立区の食用酢の項目には次のような説明があります。
「食用酢をスポンジや布に染みこませて通路に置く。(風上に置く等、場所がポイント)」
木酢酢の場合は「散布するか、空き缶などに入れて放置」とのこと。
ただ、空き缶に入れて放置すると、万一猫や他の生き物が飲んだりすると害があるのかも知れない…
行うにしても注意が必要かと思います。
口コミを調べてみると…
大量に撒いたけど効果なしという口コミ
凄い臭いがする!という口コミ
木酢液試してみた
効果がなかったり、臭いがあるという口コミもありましたが、ものは試しに木酢液を購入してみました。
木酢液は猫よけの他、生ゴミの消臭、ガーデニング、虫よけなど色々な用途に使えるようです。
開栓すると、独特の臭いがします。
フンをされた箇所にかけると、臭いがとれるんだそうですが、木酢液自体がクサイ…
5倍に薄めて、散布してみることにしました。
猫がフンをする辺りに撒いて数日観察してみると…
おや、猫が来なくなった…
しばらく観察していましたが、木酢液をスプレーした通りには猫が来なくなりました。
ただし、あまり長続きしない…
来なくなったと思ったら、やっぱり目撃!
たぶん、こまめに撒かないとダメなのかもしれません。
注意点も
木酢液を購入する場合には注意点もあります。
木酢液は、様々なものが販売されています。
炭焼きなどの副産物で作られることのある有機酸ですが、安全性はその木酢液の作り方や成分にもよるで、ご自分の責任で行ってください。
一般的には希釈して使わないと、臭いもキツすぎます。
木酢液のパワーアップ方法とは?
東大阪市の猫よけページには、木酢液をさらにパワーアップさせる「自家製猫よけ秘薬」なるものの作り方が紹介されていました。
材料木酢液を使用した自家製ねこよけ秘薬の作り方
木酢液(400ml)、レモンバームの葉(20から30枚)、唐辛子(10から15本)
作り方:(1)500mlのペットボトルの中に木酢液を8分目位まで入れます。
(2)その中にレモンバームの葉を手でよく揉んでから入れます。
(3)更に、細かくちぎった唐辛子を10本以上加えてください。
(4)そのままの状態で1から2日おいてから、レモンバームと唐辛子を取り除けば出来上がり。
使い方:4から8倍に薄めてから使います。匂いがきつい場合は10倍くらいまで薄めてもかまいません。
東大阪市ホームページより
詳しくは東大阪市のホームページをご覧ください。レモンバームはシソ科のハーブの一種ですね。唐辛子と混ぜて使うんだそうです。
雨が降ると効果がなくなってくるので、ペットボトルなどに作り置きして置くと便利かもしれません。
漂白剤は効果ある?
足立区のホームページによると漂白剤は塩素系漂白剤を希釈して使うようです。
スポンジや布に染みこませて通路に置く。(0.02%程度 風上に置く等、場所がポイント)
漂白剤は生き物や土壌への影響が良くわからないし、スポンジや布を置いておくのは景観上もあまり好ましくないなぁ。
ということで、これはパス。私は行いませんでした。
超音波の猫よけは?
木酢液は、最初は良かったのですが、効果が長続きしない傾向がありました。
雨が降るとやり直しだし…
そこで試したのは、こちらの超音波で猫を妨げるという装置。
装置の辺りの動きをセンサーで感知すると、人間の耳には聞こえにくい超音波を発信。
猫にとって不快な環境であることを学習させていくというものです。
猫の通り道に設置
設置はご覧の通り、置くだけなので手間要らずです。
センサーが動きを感知すると超音波を発信します。
猫がよくフンをする道に置いてみました。
猫が来なくなった!
結論から言うと、効果がありました。
設置してからすぐに、見事にピタリと猫が来なくなったんです。
それも、設置して3年ほど経ちますがずっと来ていません。
フンをされるのがもっとも嫌だった玄関のアプローチ付近に設置したんですけど、その付近でのフン害は解消。
お悩みが見事になくなりました。
カバーできないエリアはどうする?
一件落着!と思ったんですけど、奥まった通路が多いのがわが家の特徴。
お高いし、ご覧のようにメカメカしいのでいくつも設置というのは避けたい。
と言うわけで、超音波の猫よけがカバーしきれない路地は木酢液を撒くことで凌いでいる状態です。
もう一台買うべきか…
ということで、試行錯誤は続きそうです💦
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