暑さ対策大丈夫?ベビーカー保冷シートコレがおすすめ!

10才差育児
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子育て中、暑くなる時期に特に注意したいのがベビーカー。

あせも」のほか、最近ではいわゆる「ベビーカー熱中症」といってベビーカーでの移動時に熱中症になってしまう赤ちゃんもニュースなどで話題になっています。

うちもベビーカー大活用中。何も対策しないのは心配です。

でも、ベビーカーの保冷シートにしても、ホント色々なものが売られていて、何がポイントなの??という方も多いはず。

そこで、暑さ対策にまとを絞った3つの基準で徹底検証。ベビーカーの保冷シートを厳選してご紹介します。

赤ちゃんには暑さが高リスク!

環境省の熱中症予防サイトにある「熱中症環境保健マニュアル2018」には数ページに渡って子どもの熱中症への注意喚起が呼びかけられています。それによると、

思春期前の子どもは汗腺をはじめとした体温調整能力がまだ十分に発達していないために、高齢者と同様に熱中症のリスクが高くなります。

環境症 熱中症環境保健マニュアル2018 より引用

汗による体温調節が十分にできないことがある子どもは高齢者と同様に熱中症には要注意とのこと。

さらに!

気温が高い日に散歩等をする場合、身長の低い幼児は大人よりも危険な状態になります。その理由は晴天時には地面に近いほど気温が高くなるからです。
通常気温は150 c mの高さで測り ますが、東京都心で気温が32.3°Cだったとき幼児の身長である50cmの高さでは35度を超えています。また、さらに地面 に近い5cmは36°C以上でした。大人が暑いと感じている時は、幼 児はさらに高温の環境にいることになります。

環境症 熱中症環境保健マニュアル2018より引用

アルヒさん
アルヒさん

赤ちゃん喋らないし、コレは注意しないと…

アヒルくん
アヒルくん

大人が暑いときには、地面に近い子どもはもっと暑いって思っとこうね。

ベビーカーの暑さ対策

高さのほか、ベビーカーは風通しが悪くなるのでさらに熱がこもりやすくなることも心配ですね。

わが家でもベビーカーを使っていますが、帰宅してベビーカーからでると子どもの背中が汗でぐっしょり!私にはそれほどの暑さではなくても、子どもはすごく暑かったんだ…と思うことがあります。

熱中症にはこまめな水分補給などが大切ですが、ベビーカー自体の暑さ対策もすることで、あせもなどの対策も合わせてとりたいところです。

ベビーカー用保冷シート

ベビーカーで出かけるときに、保冷剤をタオルで包んだもので子どもを冷やすこともやってみましたが、赤ちゃんの寝心地が悪くなったり、位置がずれてしまったりします。やはり保冷剤を入れる専用のポケットがついたベビーカー用の取り付け保冷シートがおすすめです。

ベビーカー用の保冷シートはさまざまな物が販売されていて、デザインや洗濯のしやすさなど一長一短があるため、とても迷いがちです。

そこで、暑さ対策を検討する場合に注目したい「3つの基準」を検討しました。保冷シート選びの一つの参考にしていただけると嬉しいです。

基準① 保冷の工夫は?

基準の一つ目は保冷の工夫です。例えば保冷剤の持続時間は長い方が安心できると思います。「28°を5時間キープ」など、具体的な数字で温度と時間を表示しているものがおすすめです。メーカーできちんと実験をしていることを示しているためです。

また、温まってしまった場合に、水で濡らすとある程度冷感が復活できるものや、膝裏まで冷やせるタイプ、寝心地を考え、固まりすぎない保冷剤を採用しているもの、冬用に保冷剤を温めて保温シートにできるものもあります。

保冷剤に着目すると、暑さ対策に力を入れるメーカーの工夫が見えてくると思います。ユーザー目線で、できるだけ工夫が凝らしてあるものを選択の基準にするのが吉ですね。

基準② 取り付け、取り外しは簡単?

お手入れのことを考えると、「取り付け、取り外しが簡単にできるもの」を第二の基準にします。

ベビーカーのシートは汗を吸っているので、なるべくなら洗ったり、乾したりして、いつも清潔にしておきたいですよね。手洗いのみ推奨のものや、洗濯機が使えるもの、拭き取り推奨のものなど、さまざまありますが、そもそも取り外しが面倒だと、お手入れを敬遠しがちになってしまいます。

そこでおすすめは、ヒモで取り付けできるものや、ボタンで上下の脱着が可能なもの、スリットに差し込むタイプなど、簡単に取り外しできるものがよいと思います。

取り付けについては、ほとんどの製品がさまざまなベビーカーに対する汎用性があります。念のため、お持ちのベビーカーにきちんと取り付けられるのか、サイズも確認しましょう。中には3点式ベルトや5点式ベルトへの対応が推奨されているものもあります。

基準③ 通気性が良い素材を

基準の3つ目が通気性です。素材ですが、暑さ対策用のベビーカーシートには基本的には下にあげたような通気性や吸収性に優れた素材が採用されているかと思います。よく皆さん書かれている「肌触り」については、赤ちゃんとの相性なので使ってみるまでは…というところですね。

・パイル地

タオルによく使われる素材。サラサラした手触りが特徴です。繊維を丸く織っているため、肌触りが優しく、吸水性にも優れています。

・ガーゼ地

軽量感がある素材ですね。肌触りがよく、洗濯をしても乾きやすいのも特徴ですね。

・メッシュ地

網目状になっていて、通気性が高くムレにくい生地です。3Dメッシュといって、表には吸水性の良い素材、裏は通気性の良いメッシュを採用しているシートもあります。

ベビーカー用保冷シートおすすめ5選

以上の3つの視点と、口コミ、価格、受賞歴などを網羅的に総合評価して、当サイトのおすすめ順にベビーカー用保冷シートをご紹介していきます。

NO1

丹平製薬 カンガルーの保冷・保温やわらかシート

「第8回キッズデザイン賞・子どもの産み育て支援部門」の受賞商品です。頭部と背部の2箇所に保冷ジェルを入れることができます。(首がすわる2-3ヶ月ごろから使用が可能。)冷凍庫で冷やしても固くなりにくい特殊なジェルを採用し、赤ちゃんの体にフィットするほか、長時間(5時間)保冷効果が持続する点を示している点も高評価です。(冬にはジェルを電子レンジで温めて保温シートに変えることも可能)アニマル柄もかわいらしいですね。こちらはヒモで取り付けるタイプになります。

①保冷剤の工夫 28° の温度を5時間キープと長時間使用可能なことがデータで示されています。ジェルが固まりにくく、赤ちゃんの体にフィットするのもポイントです。
②取り外しの簡便性 ヒモによる脱着が可能です。
③素材 綿パイル生地 肌触りがよく、吸収性も良い素材です。

NO2

ケラッタ ベビーカー 保冷保温 シート 

こちらは複数のサイトで常に上位人気になっている商品。頭部と背部に保冷剤を入れることができます。パイル地の柔らかな素材でてきいますが、ポイントは頭部と背部のシートがボタンで分離できるようになっている点。これによって4通りの使い方ができるんです。「ベビーカー用」のほか、「チャイルドシート用」「抱っこひも用」「枕用」と活用の幅が広いですね。

①保冷の工夫 シャーベット状のソフト保冷剤が4つついています。湯せんで保温して使うことも可能です。
②取り外しの簡便性 ヒモによる脱着が可能。頭部と背部のシートがボタンで分離できるのもポイントです。
③素材 マットタイプとパイル生地の2つから選択できます。

NO3

BabyGoose ベビーカー保冷シート 

頭部1か所、背中2か所、膝裏2か所と、合わせて5箇所に保冷剤を入れられるタイプです。足にも保冷剤が入れられるタイプは珍しいですね。膝裏は成長に合わせて違うポケットを使えるようにきめこまか設計になっています。こちらは「2017年度キッズデザイン賞」を受賞した商品になります。

①保冷の工夫 5箇所に適材適所、柔らかい保冷剤を入れることができます。(頭部と背中左右、両足の膝裏)
②取り外しの簡便性 紐とベビーカーのベルトで固定するタイプです。動画での解説もありますが、簡単に取り付けられる印象です。
③素材 通気性の良いメッシュ地

NO4

OCEAN & GROUND(オーシャン アンド グラウンド) ベビーカー冷え冷えシート 

保冷剤を上部と下部の2箇所に入れることができます。外出先で保冷剤が温まった場合は、水でもある程度保冷効果が復活することが期待できるそうで、水冷での保冷剤を冷やした場合の冷却効果のグラフも示されていました。温まりきってしまった保冷剤(38°)を水に浸け流水で15分冷やしたところ保冷剤の冷却効果がある程度復活して持続することが示されています。

①保冷の工夫 水によって保冷剤の冷んやり感が復活することがデータで示されています。
②取り外しの簡便性 紐による脱着が可能です。
③素材 裏地は通気性に優れたメッシュ地になっています。

NO5

TWONE ベビーカー 保冷 シート ひんやりシート 

冷蔵庫でシートをそのまま冷やすタイプ。20000個以上の保冷用ジェルビーズがぎっしり入っていて、全体を冷やしてくれます。商品のページでは体感温度は5°下がると謳われていますね。こちらも「ベビーカー」のほか、「ベビーチェア」「チャイルドシート」「ベビーベッド」と様々シーンでの使い分けが可能です。

①保冷の工夫 20000個以上の保冷ジェルビーズで全体をカバー
②取り外しの簡便性 ベビーカーのベルトを通して固定するタイプです。
③素材 綿/ポリエステル メッシュ地タイプです。

まとめ

ベビーカーの暑さ対策、その一つとなる保冷シートをご紹介しました。3つの基準に絞って選ぶことで、狙いが明確になると思います。熱中症を防ぐには水分補給も大切です。熱を防ぐには、遮熱シートを併用するのも良いと思います。ドリンクホルダーや遮熱シートなども活用して、さまざまな角度から赤ちゃんを暑さから守って行きたいですね。最後に、スマホホルダーにもなるドリンクホルダーとサンシェードもピックアップしました。

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