
ストライダーとか、キックバイク買おうか迷ってるけど、三輪車と比べて使い心地ってどうなんだろ?

メリットとデメリットがはっきりしてるよ。実際にストライダーを使い続けた具体的なことを教えるね♩
ペダルがなくて、地面を蹴って進むキックバイク。たまにちびっ子が乗ってるのを見かけることがありますよね。
うちでも、持ってます。キックバイク。
ストライダー(10年もってます!)キックバイクの中では有名なものなんですが、10年前、上の子が2才のときに買ったものを、下の子(いま2才)にバトンタッチしました。

上の子は2才から5才まで使い、その後、保管。先日、10才違いの下の子(いま2才)のために点検して再び使用を開始しました。
とても頑丈で、10年経っても問題なく乗れるのは助かりました。
ただ、メリット、デメリットがはっきり。正直後悔した点もあります。
今回は、そんなキックバイクの特集です。
キックバイクとは?
キックバイクは、ペダルがなく地面を直接蹴って走行する二輪車のことです。
メーカーによって、微妙な形状の違いがあり「ランニングバイク(ストライダー)」や「トレーニングバイク」など色々な名称があります。

地面を直接蹴るって、なんだか進みにくそう…

そんなこともないんだよ。実は三輪車よりもマスターしやすかったりします♫
そうなんです。三輪車のペダルは結構脚力が必要なため、自力で焦げるようになるまで、しばらくは大人が背中や手押し棒を押して進まなければなりません。
このため、三輪車では、年齢によっては大人が操る手押し棒の使い勝手も重要になってきます。
一方のキックバイクは、使い始めは結構転ぶのでつきっきりで補助する必要がありますが、地面を歩く感覚で前進するため、バランス感覚さえマスターしてしまえば、安全には十分な注意が必要ですが乗りこなせるようになるまで、案外時間がかかりません。
キックバイク ここにご注意!
キックバイクを購入する前に、大切なポイントです。
クランク(ペダルとつながる部分)がないキックバイクは道路交通法では自転車には該当しません。
このため、公道での使用は禁じられています。
ポイント! 公道ではなくても、自動車の往来がある場所での使用は避けます。
ヘルメット着用、大人の立ち合いも必須です。これは、消費者庁からも呼びかけられています。
安全をしっかり確保して、キックバイクで遊んでくださいね。
ストライダーのメリットは?
では、実際に長年ストライダーを使ってみた実感、各媒体での報道、口コミ評価などから挙げられるメリットをご紹介します!
とにかく丈夫で長持ち!
上の子に10年前に買ったストライダー。いま、2才の下の子に問題なくバトンタッチできました。とにかく丈夫で長持ちなのが、10年で感じるストライダーの大きなメリットです。その理由は、下のようにいくつかあります。
①タイヤの空気入れ不要
ストライダーのタイヤは通常のゴムではなく、弾力のある特殊なポリマー。このため、空気が抜けることがありません。
②ブレーキやチェーンなどがない
地面を蹴って進む構造のため、ペダルを始め、クランクもチェーンもありません。また、足で直接地面を摩擦して止めるため、ブレーキもありません。
このため、そもそも故障する部品が少なく、メンテナンスもしやすいです。
③骨組みが頑丈
ストライダーにはいくつか種類がありますが、骨組みがとても頑丈です。
うちのストライダーはクラシックモデルというオーソドックスなタイプですが、丈夫なスチールフレームで、一度も破損したことはありません。
④メンテナンスしやすい
ストライダーは、ハンドルやサドルなど、細かくカスタマイズすることが可能なことでも定評があります。カスタマイズすることで、子どもにピッタリのものに仕上げることもストライダーの楽しみの一つと言えます。
このため、ストライダーのどこかが破損してしまったとしても、パーツごとに細かく換えが効くため、メンテナンスが極めてしやすいんです。
脚が速くなる!?
ストライダーで遊んでいると「脚が速くなる」という書き込みをよく見かけます。
ホントかな?と思う人も多いと思いますが、実はコレSTRIDARサイトにも書かれていて、うちの子の場合は、上の子が2年ほど使ったところ(ストライダーだけのおかげなのかは分かりませんが)実際に脚が速くなりました。
ストライダーのサイトの体操指導の専門家の方による解説によると、ストライダーを使っていると、
①自然と駆けっこのときに理想とされる「前傾姿勢」が身につく
②上半身はシートに座り、ハンドルを握ることで安定するため、上半身がぶれないフォームが身につく
ことが理由として考えられるとのことです。
うちの子も駆けっこのときには教えたわけではないのに「前傾姿勢」。
なるほど、たしかに走る時の理想の姿勢をトレーニングするような効果があったのもうなずけます。
クッションの素材や身長が大きく伸びた場合でも使用できるスポーツモデルと、シンプルで変わらずファンが多いクラシックモデルが代表的です。
積極的に外で遊びたくなる
これは、上の後もそうでしたが、下の子も激しくそうです。
ストライダーのことを指す下の子の造語で(“自転車”を崩して、ジーシャ!ジーシャ!と呼んでます。)外にでて遊ばせてほしいと盛んにねだります。
また、買い物から帰宅しても、玄関先に置いてあるストライダーにまたがり、再び外にでて遊ぼうとします。
そして、一旦ストライダーに乗ると、楽しくて仕方がないようで、中々やめようとしません。
と言うわけで、どんどん練習して、あっという間に上達します。
体力もつき、バランス感覚も養われ、楽しみも増えて、積極的に外遊びが好きになる。
と、とっても良いですよ。
家族一緒に楽しめる
家族一緒に楽しめるところも、三輪車とは違う点です。
親も夢中でカスタマイズ
少し書きましたが、ストライダーは自由にカスタマイズできるのも魅力です。
主なものとしては、
- シートの素材や大きさ
- シートを取り付ける棒(クランプ)
- タイヤの素材
- ハンドルの形状
などなど。
なんと、ストライダーを雪の上でも使える仕様にできるパーツもあるんです。
いろいろとカスタマイズしながら、“わが家のストライダー”を作っていくのは、親子そろって楽しめますね。
親子で大会を目指す!
実はストライダーには、メーカー主催の大会「ストライダーエンジョイカップ」や、上級者向けの大会「ストライダーカップ」がありまして、その大会を目指してより性能が良いようにの親子一緒にカスタマイズすることも一つの楽しみとなります。
なので、改造に熱中するパパさん、ママさんが書いてある口コミや専用のサイトも沢山あります。
ストライダーエンジョイカップ
1才半から参加できる、ちびっ子によるストライダーでのレースです。
開催場所は毎年変わりますが、初心者でも、ストライダーに乗ることができればwebから簡単な手続きをすることで参加が可能です。
大会参加など子どもと親とで共通の目標や話題ができるのもストライダーならではの魅力だと思います。
後悔した点 デメリットは?
一方で、ここはもう少しなんとかならないかなぁ…と後悔した点もあります。
デメリット① スタンドがない
ストライダーは、通常のスタンダードなモデルの場合はスタンドがないため、寝かせた状態で保管することになります。
このため、何かに立てかけるなど、置き場の工夫が必要でした。うちは寝かせて保管。玄関先がみっともない…。
※スタンドはオプションで販売されています。
デメリット② 使える場所が限られる
ストライダーが可能な公園など、使える場所探しにも気を使わないとなりません。
うちは、上の子のときは近くに良い公園があったのですが、引っ越しをしたらストライダーが可能な公園が少し遠くなってしまいました。
公道はNGですし、慣れてくると結構スピードもでるので安全に遊ばせられる環境を見つけてから検討するのが良いかも知れませんね。
デメリット③ 出費が気になる
スタンドもそうですがストライダーは、オプションを買い足す使用のため、カスタマイズしようとすると出費が嵩みがちになるなぁ…とあきらめることもしばしば。
ノーマルでも十分楽しめるのですが、周りでカスタマイズしているストライダーを見ると、うちも…でも値段が…と少し葛藤が起きました。
自転車を買うタイミングが難しいという口コミ
ストライダー 自転車タイプも登場!
たしかに、自転車を購入するタイミングが難しいのですが、ストライダーには自転車に変身可能なストライダー14xが登場しました。
後付けでペダル、チェーンの取り付けが簡単にできて、自転車に変身!しかも、ペダルをつけても6.5kgと、とても軽いんだそうです。
こちらは3才半ー7才と使用でき、ペダルなしのスタイルから自転車へスムーズな移行にも役立つようです。
自転車かキックバイクか迷っている方は是非こちらも検討してみるのもいいかもしれません。
最後に
ストライダーを兄弟で10年使ってみた使用感についてまとめてみました。
結果としては、買って正解!ということでした。
ストライダーは、子どもにとっても親にとってもとても愛着のわく遊具になっていきます。
そして、ストライダーに乗った子どもの成長を日々感じることもできます。
ぜひ、皆さんのご家庭にとって良いキックバイクが見つけられると良いですね。
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